9月14日(木)タブリーズ

ドイツ人の青年は朝早くに出かけた。

キャンドヴァーンまで行くらしい。

僕は実は以前来たときに行ったことがあるので行かなかった。

エレワンへは17時半にターミナルに来いとチケットカウンターで言われたので一旦チェックアウトして荷物を宿に預けてバザールに行く。

タブリーズのバザールは聞くところによると世界一大きなバザールらしい。

確かに広い。

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両替もこのバザールの両替所でしたほうが若干レートがいいようだ。

豆腐みたいなチーズが売っていた。

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僕はバザールでついこれを買ってしまった。

しかも1kg・・・。

クルトという中央アジアのバザールでよく見かける塩辛くて硬いチーズみたいな小さなボール。

イランにもあるとは!と感動してしまい、1kgも買ってしまった。

ちなみに2018年現在まだ家にある。

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バザールを見て廻って昼食。

昨日行ったけど閉まっていて入れなかった店に行くことにした。
ここ、Pitiの店。

Pitiはアゼルバイジャン語でペルシャ語ではアブーグシュット。

肉の煮込みみたいな料理である。

アゼルバイジャン人が多いこのあたりの名物料理である。

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どんな料理かというと・・・。

こんなの。


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この赤い汁が肉とかじゃがいもとかが煮込まれている。

これとナンを混ぜてぐちゃぐちゃにして食べる。

食べてみたら油っこくて全部食べられなかった。

イラン人の食べているのを見ると完食していた。

イラン人って油っぽいのが好きなのかなぁ。

ご飯を食べた後、宿に帰って、庭でネットをしながらバスの時間まで時間つぶし。

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中庭でネットをしながらぼーっとしていると宿泊客のイラン人夫婦と小学校3年くらいの男の子が中庭のテーブルで食事を始めた。

やっぱイラン人の旅行は基本自炊なんだなぁ。

食後に子供が自家用車からバトミントンのラケットと羽根を持ち出し母親にバトミントンをしてくれるようにねだるが母親は運動音痴らしく、全然ラケットに羽根があたらない。

子供は諦めて次はバレーボールをしてくれるようにねだるがこれもいまいち。

子供といやいや遊ぶ母親とそれを黙って見るだけの父親。

そんな状況がしばらく続いたが、近所の子供とおぼしき男の子がサッカーボールを持ってちらちら中庭を見ていたのに気がついた母親がこれ幸いと、その子供とバトンタッチして子供同士遊ばせる。

やっぱ子供は子供同士がいいよね。

そんな様子を横目で見ながらネットをしているうちにバスの出発時間が近づいてきたのでバスターミナルに行く。

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チケットオフィスでバス会社にチケットを見せると時間が来たら呼ぶと言われたが、待てどくらせど呼ばれない。

結局夜10時半になってやっとバス会社の人に呼ばれて車に乗せられて高速道路まで運ばれる。

ここでバスを待つ。

どうやらテヘランから来るバスに乗るらしい。

やがて2台のバスが来てバスを間違えそうになるが無事乗車。

アルメニアのエレワンに向かう。