8月3日

朝8時

甘孜(カンゼ)までのバスチケットを買いにバスターミナルまで歩いていく。 

地図で見たら、たいした距離じゃないと思ったけど実際歩いてみると結構、遠い。

バスターミナルまでは山の迫った川沿いの道を歩く。

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車道も歩道がちゃんと整備されている。

20分ほど歩くとやっと到着。

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 チケット売り場は薄暗い建物の中にあった。

そこで明日の甘孜(カンゼ)行きチケットを購入。

そこからまた歩いてホテルの方へ引き返し、 梭坡(スオポー)へ歩いて向かう。

 梭坡(スオポー)とはチベット族の村で独特の建築物が立ち並んでいる美しい村だ。

さて歩く、歩く、歩く。

泊まっている宿を通り過ぎても歩く。

いつまでたっても着かない。

遠い。

めちゃくちゃ遠いよ。

おお!目印の橋があった。

ここを渡ってすぐのはずだ。

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渡ろうとするとどこかで見た人がいた。

あ、、、同室の長沙から来た青年だった。

彼も梭坡(スオポー)に行くらしい。

じゃ一緒にってことで二人でてくてく歩く。

彼はテレビ局で働いていて今は長期休暇をとって東チベットからチベットを抜けネパールまで行く予定らしい。

いいなぁ。

二人で一緒に歩いていたとき一台乗用車が通り過ぎたと思ったら急に止まった。

え?っと思ったけどこれは?

追いかけて車のほうに言ってみると、窓が開いて助手席から話しかけてきた。

「 梭坡(スオポー)まで行くの?、歩くの大変でしょう、乗っていきなさい」

車に乗っているのは中国人夫妻だった。

ちょうど車で 梭坡(スオポー)まで行くところだったので便乗させてもらった。

 梭坡(スオポー)の入り口に着くと何台か車が停まっていて十名くらいの観光客がいた。

私たちは彼らに混じって村に入って行く。


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ここは、こういう見張り用の塔がある民家が多い。

外部から来る敵を見張るためなのかな?

そういやグルジアにも同じようなのがあったなぁ。

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今は使われていない民家、牛の頭骸骨が飾ってあった。

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塔の上まで登らせてもらって村を撮影。

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帰りは歩いて帰り

宿で再び寝て乗り合いタクシーで中路まで行く。

中路は梭坡(スオポー)と似たような感じ。

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寺があった。

さすがチベット仏教圏。

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運動場もあった。

お坊さんがバスケするんだろうか?

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 帰りは乗り合いタクシーが無くてチャーターして帰るしかなかった。

70元も払った。

これなら最初からチャーターしたのと変わんない値段かもしれない。

ホテルに帰って寝る。

明日は早朝、甘孜 (カンゼ)に行く。