8月6日

早朝4時前、同室のチベット族の人はぐっすりお休みのところ私は荷物をまとめ部屋を出る。

前日に宿のオーナーに早く出ることを言っていたので入り口は開けてくれていた。

外に出て待ち合わせ場所に行く途中に運転手から電話がかかってきた。

よっぽどブッチされるのが怖いのだろう。

まあ、確かに一人でも減ると大損害だからなぁ。

席は助手席が400元で一人、真ん中が350元3人掛け、一番後ろが300元で二人掛け。

私は一番安い後ろの席にした。

さて、一番後ろの300元の席ののり心地なのだが・・・。

 思ったより狭い!

膝が90度以下に曲げないと座れない。

でも、まあ2人だけだから割と悠々座れるかなぁ。

と思いきや。

同じように後ろに座ったのは荷物を大量に持った漢族のおっちゃん。

席に乗せれるだけ荷物を載せたために、実質3人座っているのと同じくらい狭くなってしまった。

50元安いだけでこの席にしたことを激しく後悔した。 

これで10時間ほど乗るのかぁ。

朝早く出発した車は順調に走る。

途中昼前に朝ごはん兼昼ごはんということで飯屋によるが、高くて私はカップ麺(10元)を食べる。

他の人 もそうしているようだった。

結構渋滞も事故もあまりなく順調に走っているので昼過ぎにはマルカンに着きそうだなぁと思っていたら。。。

まさかの大渋滞!

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どうやら前方の対向車のトラックが故障して動けず修理しているようだ。
 

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あまりの大渋滞で警察まできていた。

ちょっとでも行けそうなら皆我先にと行こうとするのでそれを整理するためのようだ。

うーむ、まあなんというかのう。

トラックの修理はタイヤをはずして結構大変そう。

いったいどれくらいかかるのかまったく予想もつかない。

ふと外を見ると誰かが木の実をとっているのが見えた。

何だろうか?

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この赤い実は何?

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私もひとつ採って食べてみたら・・・。

ほぉおおお。

しびれるぅうう。

こ・・・これは何?

どこかで食べたような・・・。

痺れる調味料、花椒(フアージアオ)である。

四川名物マーボ豆腐に入っているあれである。

さすが四川省と関心してしまった。

さてさすがに暇なので乗客同士いろいろ雑談をする。

乗客は助手席は若い漢族のにーちゃん、真ん中の席は漢族のおっちゃん(金持ってそう)とチベット族のおっちゃん2人(両人とも体がでかい)、そして私の隣の小柄な四川省出身のおっちゃん(彼は大工で出稼ぎでチベット式の寺の装飾などを作っていたらしい) 。

チベット族のおっちゃんの一人はたまにお経を読んだり電話をしたり急がそうだ。

もう一人のチベットのおっちゃんは結構気さくでいろいろ話しかけてくるが訛りがきつくてあまりよくわからない。

つか隣の大工のおっちゃんも四川訛りがきつくてよくわからない。

でもまあ、どっちかというと四川訛りのほうが分かる。

その気さくなチベットのおっちゃんと大工のおっちゃんと私の3人で話しているとき私が日本人だということがわかると、チベットのおっちゃんは私に向かって「ダライラマを知っているか」と聞いてくる。

もちろん知っているので知っていると答えると、彼は大工のおっちゃんに向かって「日本人はダライラマを知っているがあんたたち漢族は知らない」と話す。確かに大工のおちゃんは知らないようだった。

しかもチベットのおっちゃんはスマホに保存されているダライラマの演説の動画まで見せてきた。

オイオイ大丈夫かよ。

いくらダライラマのことを知らない漢族のおっちゃんだからって、公安に見つかったらやばいんじゃないの?

うーむ、しかし一般の漢族ってダライラマの存在自体知らないのかなぁ?

3時間くらいかかってトラックの修理は無事終わりやっと車が動き出す。

ああ、もうこれじゃあ成都につくのは夜中だなぁ。

ま、宿は予約してあるし、夜中でもいいんだけど、できるだけ早く着いてほしい。

そんな私の思いをよそにまたもやトラブル発生。

運転手の友人が同じように先行して客乗せて車を走らせていたのだが途中でトラック2台に前後で挟まれ事故を起こしていた。

運転手は友達がピンチだというので乗客を置いて、事故したトラック運転手と友人との口論に参戦。

当然みな「あんたが友達思いなのは分かるけど、あんたが行ったところで何にもなんないだろう」と彼を止めるが彼は客を置いて事故現場へ行く。

1時間くらいだったかで運転手が帰ってきたが、さすがに皆怒っていた。
 
途中客を降ろしながら11時半頃に成都の武候伺付近で降ろされる。

どうやらこの辺りはチベット族街になっているらしくて二人のチベット族はこの辺りのホテルに泊まるようだった。

運転手から彼らについていけば宿に泊まれるように言われたが、ユースを予約していたのでそこまで歩いて行く。

夢之旅国際青年旅舎は武候伺の近くにあり、歩いていける距離だった。

結構でかいユースで大きなスペースのバーも併設され部屋も10人以上の部屋だった。

さすがに疲れていたがバーでビールを飲み部屋に帰って寝る。

場所はいい場所にあるんだけど人が多くてなんだか落ち着かない雰囲気だったので、明日はまた老宋国際青年旅舎に移ることにする。